はじめに
こんにちは、東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤です。
顧問税理士を探している方は税理士の年齢を気にしますか?ベテランの税理士にも若手の税理士にもそれぞれ良いところと悪いところがあります。今回は、そんな税理士に年齢について書いていきたいと思います。
税理士の年齢層
日本税理士会の調査によりますと、税理士の年齢層は下図のようになっているそうです。
税理士の業界で若手と言われる20、30、40代の税理士は3割にもなりません。現役の中心世代ともいえる50,60代の税理士が約半分となっています。70代以上の税理士も4分の1います。
実際に第一線で働いている税理士の年齢層はもう少し若くなるとは思いますが、それを考慮しても税理士の業界はかなり高齢であるといえます。
高齢になる理由は、税理士試験合格時の年齢が高めであるのと、税務署を退職して税理士になる方が一定の割合でいるためなどが考えられます。
ベテランの税理士
ここではベテランの税理士を、税理士全体の7割以上を占める多数派である50代以上の税理士とします。
ベテランの税理士における一般的な傾向としてのメリットはこのようになります。
- なんといっても経験が豊富である
- 経験に基づいた多くの知識やテクニックがある
- 税務調査に強い
- 飲食、建設、不動産など昔からある業界が得意である
- 人脈が豊富である
デメリットは若手税理士のメリットの裏返しになります。
若手の税理士
ここでは若手の税理士を、税理士全体の3割にも満たない少数派である20~40代の税理士とします。
若手の税理士における一般的な傾向としてのメリットはこのようになります。
- 気力・体力も十分でやる気に満ちあふれている
- 価格が安い
- フットワークが軽く小回りがきく
- 情報収集が得意で最新の会計や税制に強い
- ITやネット、パソコンに強い
- サービス業やIT業界など比較的新しい業界が得意である
デメリットはベテラン税理士のメリットの裏返しになります。
ベテランの税理士と若手の税理士のどちらがいいのか
ベテランの税理士と若手の税理士のどちらがいいのでしょうか。これは上に書いたメリットとデメリットを考慮するのと、もう1つ大切なポイントがります。それは、話しやすく相談しやすいかどうかです。税理士は経営者である皆さんの良きパートナーになりうる存在です。
お医者さんや弁護士さんなど先生と言われる方たちについては、自分より若いと心もとないと感じる人がいます。税理士についても同様に、自分より年齢が高いほうが信頼感がある、上の立場からビシっと指導して欲しい、と思う方はベテランの税理士を選んだ方がいいかもせれません。
しかし、一般的に年齢が近いほうが話しやすく相談しやすいと言われているので、自分と同年代の税理士を選ぶとよいでしょう。
税理士選びは、最後にはやはり相性に行き着きますからね。
おわりに
港区、渋谷区、新宿区などで若手の税理士をお探しの方はお気軽にお問合せください。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤でした。