常勤社内監査役のメリットとデメリット | 社外監査役-7

はじめに

こんにちは、東京都港区税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤です。

港区や渋谷、新宿など東京23区のベンチャー企業や起業家様を支援している公認会計士・税理士が社外監査役について解説します。

今回は、常勤社内監査役のメリットとデメリットについて説明したいと思います。

 

 

 

常勤社内監査役のメリット

常勤社内監査役の多くは、その会社において従業員や取締役などとして長い期間勤務してきた経歴を経ているため、非常勤社外監査役に比べて次のようなメリットがあります。

  • 会社の内部事情に詳しいため業務監査によって会社の問題点を発見しやすい
  • 社内の人脈が豊富であるため内部情報の収集に長けている

 

 

常勤社内監査役のデメリット

常勤社内監査役はその会社における勤務期間が長いため、非常勤社外監査役に比べて次のようなデメリットがあります。

  • 例えば社内の常識が社外の非常識になっていることを認識できないといった外からの視点で監査がしづらい
  • 監査役に就任した以降であってもこれまでの社内人間関係に影響されやすく勤務時代の上司や同僚・部下に対して厳しい意見を言いづらい

また、常勤社内監査役においては常勤という性質上、監査役報酬以外の収入がなく、その生活基盤たる収入を監査役報酬に依存しなければならないことが多くなります。
そのため、会社の経営陣に対して厳しく対応することを躊躇したり、厳格な監査を行うことに及び腰になったりする可能性が非常勤社外監査役に比べて高いと言えます。

 

 

おわりに

港区や渋谷、新宿など東京23区で、社外監査役をお探しのベンチャー企業などの法人様がいらっしゃいましたら東京都港区にある当税理士法人にお声がけください。会計や節税だけでなく、ビジネスやファイナンスに強い公認会計士・税理士が、社外監査役として貴社の成長のお手伝いをさせて頂きます。

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤でした。