はじめに
こんにちは、東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤です。
港区、渋谷区、新宿区など東京都23区のベンチャー企業や起業家様を支援している公認会計士・税理士が資金調達について解説します。
今回は、資金調達をする前に検討してほしいことについて説明したいと思います。
資金調達が本当に必要なのか
まず始めに、本当に資金調達が必要なのか、借入金額をもっと減らせないかを再度検討してください。
例えば、
運転資金のための資金調達なら、滞留売掛金や過剰在庫を整理して運転資金を減らせないか
設備投資のための資金調達なら、購入設備について相見積もりを取ったか、費用対効果は十分か
当たり前のことを申して恐縮ですが、苦労の結晶である利益の中から、決まった期日に決まった金額を返済していくのは、想像以上に大変なことです。借入金額は少ないに越したことはありません。
金融機関からの資金調達
あなたがお金を貸す側である金融機関の担当者であったとしたら、どんな人にお金を貸したいですか。
貸したお金をちゃんと返してくれる人、儲かっている人、誠実な人などではないでしょうか。
資金調達をしたい場合は、自分がそんな人(会社)であることを金融機関に伝えればよいのです。でも、その「伝える」ということが結構難しいのですよね。
そんなときに相談して欲しいのが公認会計士や税理士といった専門家です。
公認会計士や税理士は、お客様の「資金調達したい」という想いを、金融機関に伝わりやすい客観的なカタチにするお手伝いができるのです。
優秀な方は特に、自分で何でもしようと考えてしまいますが、上手に外部資源を利用してください。
その他の資金調達
資金調達といっても、「金融機関からお金を借りる」だけではありません。
例えば、運転資本を減らすことができれば、それだけ資金に余裕ができるので、資金調達するのと同様の効果を得ることができます。
また、応募資格がある補助金や助成金を探してみるのも良いでしょう。
資金調達イコール借入金ではなく、その他の選択肢もあるということも念頭に置いてくださいね。
おわりに
繰り返しになりますが、借入金の額は少ないに越したことはありません。急を要する資金調達ならともかく、設備資金など比較的時間に余裕がある場合は十分に検討してから借入実行してください。
港区、渋谷区、新宿区など東京都23区で、資金調達を考えている方がいらしたら、東京都港区にある当税理士法人にお声がけください。税金だけでなく、ビジネスやファイナンスに強い公認会計士・税理士が、あなた事業が持続的に成長するお手伝いをさせて頂きます。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤でした。